回復の見込みのない強度の精神病
「回復の見込みのない強度の精神病」とは、夫婦間での協力を助け合いの義務を十分に果たせないほどの精神障害をいい、仮に家庭に復帰した場合でも、夫・妻としての責任に耐えられるかどうか問われます。それまでに一方の配偶者が献身的に介護回復の努力をしてきたか、そうした側の今後の療養、生活のめどが立っているかなど裁判ではさまざまな要素を考慮して判断されます。重篤な精神病を患っている証拠例・医師の診断書・入院・通院記録・献身的に介護してきた、病気の回復に尽力してきたことを証明する日記やメモ・親族や知人、第三者の証言など